食い尽くせ!パンデモニウム

 ネコチャンパンがかわいすぎる!

高知の駅北イオンには恐ろしいパンが売っている。その名もネコチャンパンだ。

正式名称は「ねこねこ食パン」という名前だけど、ネコチャンパンの方が呼びやすいのでネコチャンパンと呼んでいる。これは猫を猫と呼ぶかニャーニャーと呼ぶかみたいな違いでしかないので、なに言ってんだこいつと思っても一旦飲み込んで欲しい。

さて、これがネコチャンパンである。見ての通り、猫ちゃんの顔の形をしている。 ところがである。このネコチャンパンがしっかりとおいしいのだ、おまけに1本まるっと買っても1000円いかないのだ。これは非常に恐ろしいことで、新味が出る度についうっかり買ってしまうのである。 

人類はネコチャンに逆らえない、そういう人類の致命的な弱点を突く実にあざといパンなのだ。 

また人類はパンにも弱い。パンとネコチャンの併せ技なんて、逃げようがないのである。 
窮鼠猫を嚙むなんて諺があるけど、私は人間なのでネコチャンパンに笑顔で齧りつく。 
おいしい。 

抹茶大納言ブレッドがうますぎる!

 

みなさんは抹茶が好きかしら? 私はどちらかというと抹茶が不得手な側の人間なのだけど、その私をして五体投地しながら認めざるを得ないのが、コミベーカリーの抹茶大納言ブレッドである。 

抹茶大納言は時折店先に並ぶことも無くはないけど、遭遇率としてはレアドロップなみなので注文をして入手することになるのだけど、その注文の手間をかけても全く惜しくない程に美味しい。 

どう美味しいかというと、まず抹茶の香りが素晴らしい。抹茶が不得手な人でも抹茶の香りが嫌いな人は少ないと思う。パンの甘い香りに抹茶の爽やかな香りが混ざり、ひとことでは形容出来ない素晴らしい香りを漂わせている。 

そして甘い。抹茶の渋みが絶妙にパンと小豆の甘さを引き立てて、もうプレーンのパンでは満足できないよぉ、みたいな体質にさせられてしまう。 

ほんと、隙あらば食べたい。ご褒美とか活力とか、とかく理由をつけてでも……! 

ハンバーガーの正解はフォカッチャ

 

ハンバーガーといえば、いわゆるあのマクドとかモスのバンズをイメージする人が多いと思う。確かにあのバンズはおいしい、お肉にも合ってる、そこに関して異論をはさむほど挑発的な人間ではない。 

しかし、あえてあのタイプのバンズではなく、もちもち柔らかなフォカッチャみたいなバンズでのハンバーガーに挑んだのがブール・パン洋菓子工房のもっちりしたハンバーガー。ちな、隣はカレーパン、こちらも絶品。 

ちょっと自信がないけどフォカッチャみたいな、で合ってると思う。仮にフォカッチャとちゃうで、となったとしても、そこは各自脳内で置き換えて欲しい、人間にはそういう寛容さが必要となる。 

さて、もちもちフォカッチャ風バーガーだけど、なんとびっくりハンバーグともちもちは絶妙に合う。そもそもハンバーグ丼が美味しいのだから、割ともっちりした食感とハンバーグが合うのは説明するまでもないのだけど、イメージとしてちょっとパサッとするくらいのバンズが脳内に刻み込まれた、マクド生まれ・モス育ち・地元の連れはだいたいロッテリアな育ち方をしてしまった我々現代人は、完璧に意表を突かれてしまったわけなんだ。 

ちなみにこの店、アップルタルトが有名らしい。いずれそちらにも食指を伸ばしたい。 

もう一度あの子に会いたい~クロワッサン編~

 

高知の老舗パン屋として五指に数えられるベルゲンはオールラウンダーな美味しさを誇るパン屋さんだ。帯屋町アーケードに行くことがあったら、ついでにもう少し足を延ばして、或いは手前で立ち寄って、ベルゲンを覗く人は少なくないと思う。 

そんなベルゲンには各種クロワッサンが置いてあるのだけど、その中でもいちごのクロワッサンと抹茶のクロワッサンは文句なしに美味しい。そもそもベルゲンのパンになにひとつ文句はないのだけど、まあそこは言葉の妙というかモノの例えなのでスルーして欲しい。文句などない。食べたいパンはいっぱいある。 

ところでベルゲンの抹茶クロワッサンは私のタイミングが悪いのか、どうにも遭遇率が低い。 

いちごクロワッサンはクロワッサン(ノーマルサイズ)がなくても、ミニクロワッサンとして大体いつ行っても置いてあるのだけど、抹茶の方はあまりお目に掛かれていない。 

他のパンでも書いたけど、私は抹茶が得意ではない。だけど不得手をして旨いと認めざるを得ない抹茶味に出遭った時なんかは、ちょっとまっちゃ、なんて定番のダジャレを飲み込んで、ついでに美味しい抹茶の味も飲み込むのである。 

そして抹茶クロワッサン食べたくて仕方ないので、また私はベルゲンに足を運ぶのであった。 

なんてこった!パンは飲み物だったのか!


パンは飲み物、これは決してデブの発するスラングではない。その証拠に私はダイエットにも成功してるし、体重は標準体重ピッタリくらいだ。世のダイエッターの中には、栄養失調でガリガリになってローキック1発で足が折れそうな女もいるけど、私はきちんと飛び膝蹴りとカーフキックを繰り出せる女でありたいので、正しく筋肉は維持しておきたい。

今は1発で折れそうなスケルトンウーマンの話ではない、パンが飲み物だという話だ。パンは時に主食になったりおやつになったり、こんがりリベイクしたり、スープに浸して柔らかくしたりするものだけど、まさか飲み物になる時代が来たのである。令和、恐ろしい時代……!(時代と書いて「こ」と読む)

というわけで、TOSACOのぱんびーるだ。ぱんびーるは一部小麦の代わりにパン粉を使ったビールで、なんていうか味はビター、香りは焼き小麦(=パン風味)、後味はパン屋、そして度数は6%と、実に美味しいビール。

そんなぱんびーる、パンとしての主食を意識して作ったビールなので、マリアージュはおかずになるパンがいいと考えた私は、信頼と安心のベルゲンで手に入れたベーコンエッグ様、明太チーズ様、ウィンナードック様、ジャーマンポテトドック様をおかずにして、ビールを主食にもってくるという大胆かつオーソドックスなスタイルで臨み、見事おゆはんで優勝したのだった。パン万歳!

そして抹茶クロワッサン食べたくて仕方ないので、また私はベルゲンに足を運ぶのであった。 

朝から色んな国の貴族になりたい! 


「雨の日が好き!」という人は少ないと思う。雨は必要だけど、「うわーん!雨やだー!」となってしまうのも、それもまた人間のサガ。佐賀県のサガでも土佐佐賀のサガでもロマサガのサガでもない。性質とかいてサガと読む方のサガだ。

そんな時は気分も下がり気味なので、貴族になってアガりたいよね! ということで、まだ行ったことのないパン屋さんで貴族になってきた。

厳密にはテイクアウト貴族になってきた。貴族には外貴族と家貴族と2種類ある。鳥貴族も入れたら3種類。私は家貴族。家飲み、家パン、家貴族、さっきからなに言ってんだろ?

買ったのは宇治抹茶金時、リンゴとサツマイモの王冠、モンブランデニッシュ、ゴロゴロ野菜とチキンのケバブの4種類。貴族は3種類しかないのに4種類……いいもん、貴族だもん!

抹茶は甘めの優しい仕上がりで食べると平安貴族に、王冠は芋餡とスライス林檎が絶妙で最早王族気分に、モンブランは超甘々仕様で人類みんなこれくらい他人に甘くあって欲しく、そしてケバブはこってりしょっぱめブラジル貴族。

ちなみにお店でも食べれるので外貴族派の人はそれもまたよしなのだ。

これはもはや芋!正しい芋の形はパン!


私はパンが好きだ。それと同時に芋も好きだ。パンにはお芋を使ったパンは珍しくない。芋餡なんかは定番中の定番だし、練った芋を包んだスイートポテトパイやシロップとさつまいもを乗せたポテトパイはどちらかというとスイーツに分類されるけど、もはや人間の食生活には欠かせないパンといえる。 

でも、こうも思う。いや、もっとお芋をダイレクトに食べたい、と。 

そういうお芋教徒のささやかな望みを叶えてくれるのがモナモナのさつまいもはちみつパン。 

このパン、見た目はさつまいもくらい地味なパンだけど、中身は立派なお芋様なのだ。芋神様と呼んでも差し支えないくらい芋なのだ。 

では、芋神様にご降臨していただこう。芋神様、オープン!  

I・M・O! 芋マジックオーケストラが聞こえてきそうな怒涛の芋ラッシュ! 

このゴロゴロダイスカットなお芋様の軍勢が甘めのハチミツ香る生地に包まれた姿は、まさにお芋の聖地。これからはご神体として拝もう、そんな神々しい気持ちで芋を食べたのだった。 

冒険(迷子)の果てに食べたい味はこれとこれ!


竹島町一帯はラビリンスである。ラビリンスの本場、中須賀町が区画整理された今、高知のラビリンスといえば竹島町がその名を欲しいがままにしている。まあ、私はいつでもどこでも迷子になれる稀有な才能の持ち主なので、私からしたら道はすべて迷路なのだけど、その中でも道の迷い度でいえば竹島町の右に出る地区は中々いない。 

そんな住宅地の細い道を勘で進んで大通りに出て、ようやく帰れると涙を拭ったお手々が乾いたタイミングで現れてくれるのがリスボンだ。ちょうど安心感でおなかが空いた頃、ふわっと漂うパンの香りに入店せずにはいられない! そして実時間よりも長く感じる体感時間の冒険(かっこよくいえば。実際はただの迷子)の果てに選ぶ味は、やはり塩味と甘味であることに異論はないはず! ないよね……? 

というわけで私のチョイスは「明太フィセル」「栗ぜんざい」、おまけに物珍しさで買ってみた「とろけるキャラメル」の3種。明太フィセルは表面サクサクで中ふわふわのパンにシンプル明太子が乗った、シンプルイズ明太、明太の品質と味で正面突破してくる強者。栗ぜんざいはうぐいすあんと粒あんの2種類のあんが使われたダブルパンチの和の甘の者。キャラメルもいい感じに甘々キャラメルだった。 

今回は家まで持って帰ったけど、なんとリスボン、すぐ近所に防災公園でもある高台付きの見晴らしのいいスポットがある。本来であれば高台に腰掛けて足休めながらパンを頬張る誘惑に完敗寸前なのだ。 

アントワネットもびっくりのパンの和菓子!

 

アントワが「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と言ったから7月14日はフランス革命――というのは有名なアントワ記念日のフレーズだけど、パンの代わりになるのがケーキだけだと思ったら大間違い。なんと和菓子もパンの代わりになる時代なのだ。 

その代表作として躍り出たのが、青柳のぱんまんじゅう。その名の通りパンのような和菓子な新商品なのだ。 

まず食感はかなりパンっぽい。パンのもちもち感を持ちつつも、同時におまんじゅうのしっとり感も兼ね備えている。さらに中身のあんこは甘さ控えめ、アクセントの天日塩が絶妙な塩梅で、否!あん塩で調和してて、甘みと塩味と懐かしさをいっぺんに味わえちゃう! 

こいつはマリー・アントワネットもびっくりだ! もう「パンがなければ~」なんて二度と言えない。「パンがあっても和菓子を食べなきゃだめじゃない!」これからはこのフレーズだ!

梅雨時はおうちに籠って芋ったらいいじゃない


世間はぼちぼち梅雨入りし始める頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はおいもさんが食べたいです! おいものパンが食べたいです! なんていうささやかな望みを壊すのが梅雨というもの、雨の日に帰宅ルートを外れてパン屋に赴くのはめんどくさい、かといってコンビニのパンは芋のシーズンではない。 

そんな日々の憂鬱に対抗する秘密兵器がドン・キホーテが新発売した、ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド。 

香りは焼き芋の甘い香り、味はほんのりと甘めの焼き芋味、食感はサクサクとしたトースト+パリパリのキャラメリゼ的な感じで、普段使いのパンとして主張が強すぎず弱すぎずの絶妙なラインを攻めている。一言で表すと旨い、かわいらしく言うとおいし~い。 

これからどんどん気温も湿度も増して過ごしづらくなるけど、私の食卓は夏を通り越して実りの秋。あとバニラアイス乗せても美味しそうなので、今度試してみたい。

たかし君、いったい何処の【〇〇〇たかし】なんだ……!?


高知県は今、空前かどうかはわからないけど、ちょっとしたあんぱんブームが来ている。前回紹介したぱんまんじゅうもそうだけど、パン屋さんでないお菓子屋さんがパンっぽいものを新たに発売しているのだ。そして高知であんぱんというと、いわずもがなア〇パ〇マン。アパマンショップのことではない、顔を食べさせて正義の鉄拳で悪を殴るあのパンのことだ。そして作者はいわずもがな、故やなせたかしである。 

ところで最近、西川屋老舗が「たかし君のあんぱん」というあんぱんっぽい銘菓を発売した。 

たかし君、いったいどこの〇〇〇たかしなんだ……!? 

さて、肝心のお味の方だけど、食感はしっとり生地で柔らかくパンというよりはお菓子、粒あんはいい感じに甘々で、32分割くらいに細かく分けてつまようじで1欠片ずつ、ゆっくり大事に食べてしまいたいくらい美味しい。たかし君、こんな味だったのね……!(※あくまでもたかし君のあんぱんの味です) 

「備えよう色んなものに、おいしいパン缶を握り締めて!」


世の中はとかく非常事態だ。何年も来るぞ来るぞといわれている南海トラフ地震、急に現れる線状降水帯、土砂災害、感染症パンデミック、台風、野生の熊、日本はいつだって大変でエマージェンシーと紙一重。そんな国に住むからこそ備えておきたい食糧がこちら。

河本総合防災のエマージェンシーブレッド! お味はブルーベリー、メープル、チョコレートの3種類があり、他にも新・食・缶 ベーカリーや生命のパンといった防災備蓄用のパン製品を何種類も開発している。ありがとう。

食感はさすがに焼き立てパンと比べると若干のモサモサ感があるものの、甘くてもっちり感もあってシンプルにおいしい。もし避難時にこれ出てきたら小躍りする自信がある、災害時だからといって不安にふるえなければならない、なんてことはない。むしろ非常事態の時こそ、おいしいものを食べて、足をバタバタさせながら小躍りしたっていいじゃない! ヘイ、レッツダンス!

旅先で疲れた時には優しいパンが食べたい!
ルッキンググリーン土佐山田!


相変わらずあんぱんブーム(朝ドラの方)が来ている高知県、休日なんかは観光客が多くて大変よいことだなあと思いつつ、しかし高知は日射しばっしばし湿度もわんもわんな南国気候。うろうろしている間に思った以上に疲れちゃう人も少なくないと思われる。そんな時に食べて欲しいのが、優しい甘さの癒し系パン。 

今回紹介するのは、インコくらい黄緑色鮮やかなパン。ピスタチオ? メロン? お抹茶? ノンノンノンノン、ノンノン日和は旅日和。この黄緑色のかわいいパンは、さくらベーカリーのよもぎあんぱんだ! 

田舎では怪我した時はよもぎの葉っぱを貼るし、疲れたらよもぎもちを食べるけど、よもぎはパンにしてもおいしい。生地はおまんじゅう的なもちもち感が強く、あんこはしっとり甘めであり、さらに甘々系のあんこ特有の口の上にくっついちゃうしつこさが無いという、疲れて喉が乾いてる時でも食べやすい仕様なのだ。みんなもよもぎあんぱんを食べて回復し、周りの山々をルッキンググリーンして心癒すとよい。 

ではでは、はばないすとりーっぷ!

忙しくて栄養偏りがちな現代人、迷ったらこれ!(あとダイエット中の人も!)


パンは主食である。現代においてはお米、パン、麺の3本柱が主食であるといっても過言ではない。むしろ主食はお菓子です、という人はあまりいないと思う。いや、もしかしたらいるのかもしれないけど、とにかくパンは現代人の主食である。
昔は一汁三菜といって、主食+汁物+おかず3品が良しとされてたそうだけど、とにかく多忙な現代人、そういうわけにもいかない。そもそも職場の休憩室にそんなスペースないかもしれないし。車内でごはん食べてる人もいるし。そうなると一汁三菜どころか主食ひとつで完結してしまいがちなのが現代人のごはん事情。わかるわかる! 私もよくなる!
そんなずぼら飯になりがちな人におすすめなのがベースブレッドだ。ベースブレッドはベースフードが出している栄養バランスの良いパンで、1袋に対して様々な栄養素が詰まっている。わかりやすくいうと野菜ジュースとかシリアルとかのパンバージョン。特にタンパク質の含有量が高いのがありがたく、ダイエット中に、摂取カロリーは落としたいけどタンパク質は取りたい、という時はとてもお世話になった。

味はどれも美味しいので、その日の気分で好きな味を食べて、なるべく飽きないようにしたらいいと思う。ちなみに個人的にはストロベリー(残念ながら期間限定)、オレンジ、ミルクあたりがおいしい。さあ、皆の衆。レッツ、健康!

ちょっとまっちゃね